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2023.12.20
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社会科と美術科の教科横断授業が実施されました。社会科で、世界の国々について学んだ内容をモダンテクニック(超現実主義や抽象主義などの現代美術が生み出した様々な表現技法のこと)で表現しました。
社会科では、世界の州ごとに探究的な問いを設定し、生徒同士の「学び合い」で理解を深めながら、創造力を培っていきました。たとえば、植民地支配に屈することなく、ジャズやサンバで励まし合ってきた歴史的背景を発見し、生徒たちは瞳を輝かせていました。その国の人の立場に立って、苦労や努力に思いを馳せ、教室にいながら世界を身近に感じる授業を繰り広げています。
社会科の学びの上に美術では世界の5大陸から一カ国を選び、文化・音楽からその国の色や形のイメージを考えました。一つの作品を作り上げて行く中で、友人と共に価値観を共有し創作する楽しさを感じることができました。
難しいと敬遠されがちな抽象表現ですが、柔軟な発想で魅力ある作品が生み出されました。それぞれの作品は一つの国の文化や魅力を表現しています。是非、どこの国か想像しながら鑑賞してみてください。(掲載写真の作品は「フィンランド」「トルクメニスタン」「アメリカ」「フランス」「韓国」をそれぞれ表現しています)